中小建築業のSDGs事例を紹介|SDGsが経営持続の鍵になる⁉

掲載期間:2022-01-13 記事ソース:

建設業は社会の脱炭素化・循環経済の構築において、不可欠な存在です。また、災害からの復興、防災、老朽化対策など地域の守り手としても重要です。

 

中小規模の建設業にとってSDGsは、社会のニーズを理解し経営を続けていくために必須です。

 

建設業は事業そのものが社会に深くかかわっているため、SDGsへの取り組みを事業のスタイルとして戦略的に取り入れることができます

 

グレースソーラー:屋根架台システム


CO2排出量の削減や日本のエネルギー問題解決への取り組みにおいて、家庭やオフィスでの省エネ推進・再エネ導入はとても重要です.

 

また、建設業という枠を超えた、地域・社会の一員としての取り組みも大切です。経営戦略として大きく舵を切らなくても、コストをかけずにできる小さな取り組みが近年だんだんと注目されるようになっています。

 

グレースソーラーは廃校のプールを活用した太陽光発電所の架台システムを提供しました学校のプールに370ワットのパネルを160枚設置した。年間発電量は61235キロワット時を見込みます。将来は蓄電池などを併設して災害時の地域の非常用電源としての用途も開拓する考えだ。


建設業は資源の利用や廃棄物の処理などで制約を受ける一方、脱炭素社会・循環経済への移行する新たな都市・地方づくりに伴い、活躍の場が増えることが予想されます。環境への配慮に加え、災害への耐性も重要視されるようになり、建設業にとってSDGsに関する知識や取り組みは必須になったと言えます。

 

SDGsへの理解を深めると、中小建設業でもコストをかけずにできる取り組みが多くあることに気が付きます。自社にとって取り組みやすい目標やビジネスの戦略として有効な目標を洗い出し、自社の持続可能な経営につなげましょう。

 

出典:アスエネメデイア